Windows 8 Proインスコあれやこれや。 (追記しました)


 今までずっとゴリ押しでWindows XPを使ってきて、ただ一度もリカバリしてなかったために、いろんな不具合がわんさか溜まってて、ASIOドライバは不安定だし、Catalyst(AMDのビデオドライバスイート)は起動しないしで、今回パソコンをすっきりさせるためにもいい機会だったわけですが、新しいOSを入れたは入れたで、でっかいトラブルが...。
 と言うわけで、長くなりそうなので読みたい方だけ、続きから。


  まず、そもそもなんでWindows 8 Proのしかもアップグレード版を導入する運びに至ったのかというと、まずMicrosoftのキャンペーンが1月末まで。それに合わせてAmazonも1,000円引きのキャンペーンをやってまして、本来なら定価6,000円くらいなのが、Amazon価格で4,980円、さらに1,000円値引きの3,980円で買えるようになってたためです。ダウンロード版だと3,300円じゃないの?って思われる方もあるかもだけど、パッケージ版には、なんと最初から64bit版のディスクも同梱しているんですよ奥さん!実のところ、ダウンロード版でもあとから有償で申し込めば32bitと64bitのディスクを同梱したパッケージも郵送してくれるみたいなんだけど、いろんな手間を考えると、今回Amazonで買った方が得かもという結論に至ったというわけです。



  さて、今使っているXP、アップグレード対象OSとはいえ、結局はクリーンインストールになります。特に、32bitから64bitになるので当然っちゃー当然。
 余談ですが、このパソコンにXPをインストールしたときに、SATAのHDDだったんだけど、XPは標準でAHCIのドライバが無いのと、当時その知識のなかった僕はIDE互換モードでインストールしてしまったために、ドライブレターがh:っていうのになってしまってました。そのおかげで一部古いインストーラのソフトが正常にインストールできないというトラブルが多々ありました(汗)。その時の反省もふまえて、というか今回のWindows 8にはちゃんとAHCIのドライバも入っているので、BIOSで切り替えてから、恐る恐るOSのセットアップを開始ですw。

 セットアップが始まるまで結構待たされたものの、プロダクトキー入力後は30分弱で完了。バックアップは一応とっておいたのですが、ちょっと怖かったためそのままインストールしたら、古いファイルはWindows.oldに、他もシステムファイル以外はちゃんと残ってました。厳密にはクリーンインストールではなかったけど、まぁいいや。とにかく、ここまでは無事に終わったのでした。



 さて、音の設定はどこかいなぁと探るも、デバイスには見たこともないHigh Difinition Audio的な表示が。あれ?これってHDMIの出力になってる。このパソコンで音楽をしているので、Audio I/fはEDIROLのPCR-A30っていうMIDIキーボードとAudio I/fが一緒になっているものを使っているんですが、それが見えない。あ、ドライバ入れてないから当然か。という感じで、Windows 7の64bit用のダウンロードしてインストール...おや?ドライバ読み込まない。なんで?管理者で実行しても、互換モード弄ってもダメ。まさか、ここに来て音楽が鳴らせない!Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン。

 音楽友達の方にツィッターで色々アドバイス頂くもうまく行かず、サポートに連絡してみたら?ってことで、メールフォームから送信。なんと数時間後に返信が。

"今後、Windows 8対応ドライバを公開する予定はごさいません。"

 Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン!! 




 終わった。...おやっさん、真っ白だぜ。

※2013年3月15日現在、PCR-A用のWindows 8 32/64bitドライバが公開されています。が、うちの環境では、前回のWindows 7のドライバインストールの時と同じように、一番最後のプラグアンドプレイインストールの段階で、OSがドライバを読み込んでくれず、結局引き続きVista64ドライバを使用しています。




、違うよ、全然白くないよ!!てかお先真っ暗だよ!もうどうしようか、XPに戻そうかとも考えました。とりあえずの昔買った安っすいCREATIVEのUSBオーディオがあったので、それを差し込むもすぐ認識。難なく使える(←余計落ち込む)。仕方がない、しばらくこれで我慢して、新しいAudio I/f買うまで音楽制作はお休みするかと、半ば諦めつつ、ディスプレイドライバを最新のものにして(もちろん今回はCatalystちゃんと動いてますw)、Steam入れて来週の期末テストの勉強もせずに淡々とゲームして1日が過ぎました。

 Windows 8になって、モダンUIはともかく、ウィンドウアニメーションやらがオッサレーになったのはいい事だけど、相変わらずスクリーンフォントが汚い!ので、MacTypeっていうGDIをフックして、フォントにアンチエイリアスかけるソフトを導入。

 そのほかにも、地デジチューナーの設定やら(実はこれも手間取ったがその話はまた今度ね)を済ませ、でもやっぱり諦めきれないゆずれないこの思い田村直美風味。同じような現象に陥っている人は居ないものか、もしくは手動でドライバを当てられる方法はないものかとネットを徘徊グーグルしておりましたら、

"7はダメでもVistaなら行けた" 的なブログ記事を
ハヶ━m9( ゚д゚)っ━ン!!。

もしや、これは、もしやー!っと思い、おもむろにEDIROLからVistaの64bitドライバをダウンロード、そして互換モードをVistaにして、セットアップ。ん?インストールは完了。でも、新しいデバイスが...的な通知なし。ダメか、と思いながらもサウンドの設定に、あったの!あった!
クララがあったー(CV:杉山佳寿子)
 違う、PCR-Aというデバイスが表示されている!そして、foobar2000さんで再生、ちゃんと音もでる!



 その後、無事SONARもインストールでき、もちろんきちんとASIOで動いてます。しかし、これどうなの?って話ですよね。


「7のドライバの殆どは8で問題無く動きます( *`ω´)!」


とか言ってなかったっけ?それはともかく、7はダメでVistaはOKっていうシュールな話です。なんでもってわけではなく、今回はたまたま成功したまでですので、このブログ読んで真似して動かねーとか、不具合でたとか知りませんよ。そのあたりは自己責任で。


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 とまあこんな感じで、2世代またいだOSアップグレードなので、上記のハプニングは起こりうる話ではあるのですが、いやはや参りました(汗)。けど、人間、お金がないと色々考えます。なんとしても動かそうとします。動け、動け、今動かないとなんにもならないんだ!だからうご(ryとか、心には念じませんでしたがw、きっと、お金があったら「しゃーねーな、OCTA-CAPUTURE買うかオラオラ、かーっぺっ!!(万札でケツを拭く心持ちで)」 ってなるし。おかげで、Windows 8の操作性にも若干慣れました。こういう経験も、人生には必要なのだと、自分に言い聞かせつつ、

次はCPUを買おう!

 と、心に強く、深く刻み込んだのでした。



おしまい。



 

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