Bluetoothスピーカーをまた買いました。
何故新しいのを購入したのかというと、Soundcore2にはAUXで接続してもレイテンシ(音の遅延)が発生するという致命的な仕様がありまして、音楽のみを再生しているときには気にならないのですが、ゲームや動画再生時には許容できないくらい違和感があるのです。実は、ファームウェアのアップデートによって購入当初よりは随分レイテンシも低くなったのですが、それでもシンセなどを鍵盤などでリアルタイムに演奏しようものならば大変なことに。。。
では、以下がレビューです。
ケースと外観
今風の白とオレンジのパッと目を引くカラーリングの箱にドスッと真っ黒のスピーカーが入っています。写真の通り、Soundcore2と長さも重さもだいたい同じくらいで、XSound Surfは丸みのあるデザインです。このあたりは好みですが、自分の場合、床に置いて使うときにスピーカーの面を仰向けにするのですが、背面が丸いのでやや不安定な感じです。充電のポートもSoundcore2と左右が逆になっています。あと、電源ボタンの挙動もSoundcore2はボタンを長押しで電源オンでしたが、XSound Surfは短押しです。
ペアリングとバッテリー持ち
ペアリングはSoundcore2に比べると、やや早いです。激速!とか言うことはないですが、これは各機器のレシーバの性能にもよりけりです。コーデックはおそらくSBCのみだと思います。調べると前機種のGoはAACにも対応しているみたいですが。。。
バッテリーは充電に3時間程度、連続再生時間は12時間となっています。自分の場合、AUXで使用しているからかもしれませんが、公称値よりもやや短め(10時間弱)で「Battery Low」って言いました。ちなみにSoundcore2のバッテリー持ちは非常に優秀で、下手すると20時間近く持ちます。
音質
ここ最近(2,3年ほど)のBluetoothスピーカーは価格に対してどんどん音質が良くなってきています。当時でも高音質と言われていたAnkerのSoundcore2と比較した場合、中音域から高音域の表現がとても自然で、小さな音量で再生しても聴き疲れしにくいです。低音に関してはSoundcore2にやや劣るものの、必要な音量は出ています。むしろSoundcore2はかなり低音がズシンズシンと響きまくるので、音量を調整しないと近所迷惑になりかねません(笑)。
定位感に関しては、Soundcore2と同等か高音域にエキサイター気味なのでやや広がりはありますが、分離型のスピーカーに比べると左右の広がりは控えめです。というかこのサイズ、この形状のスピーカーの場合でさらに言えばこの価格帯のスピーカーの場合は、このあたりが限界だと思います。
余談ですが、例えばAndroidだとPowerAMPという音楽再生用のアプリがあるわけなんですが、これでStereo Xを最大まで上げると、このような定位感の低めのスピーカーでもそれなりに音が広がり幸せになれます。
まとめ
コロナな昨今、お外にはなかなか出られない日が続くので、日本の場合、一部の富裕層以外はなかな広いリビングで大音量パーティーとか無理なわけですし、つまりは自分の部屋でスピーカーを転がせて、スマホでまったり音楽を聴いたりネトフリを見たりスタイルだと思います。そんなときにこの手のモバイルスピーカーって便利なんですよね。
今回のTribit XSound Surf、小音量での聴きやすさと、高音域の絶妙な調整で音楽以外でもドラマのセリフがとても聞き取りやすいです。そのあたりが個人的に気に入っております。
あとは、冒頭でも書いたとおり、AUX入力時に遅延なく音を再生できるスピーカーが欲しかったので、これを選びました。おかげでタブレットパスコンでDAWを起動して有線でこのスピーカーに繋げば、USBキーボードでリアルタイムに演奏ができるようになりました(祝)!だからといってどこかでライブ演奏するとかそんなんではないんですがね。。。
現在、自分の寝室にはエアコンが無いので、我が家でもエアコンのある部屋に移動してきているんですが、その際にパソコンのスピーカーとしてXSound Surf大活躍中です。もちろん有線でつないでいるんですが、がっつりFPS(ゲーム)やっても当然のごとく着弾の音がズレない、ドラマでもリップシンクがズレない、素敵だw。
あー、はやく夏終わらないかな(←まだ夏は始まってない)。
おしまい。
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